きのコラム第７話

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第７話　世界のきのこあれこれ

第３話で日本で初めてきのこを食べたのは誰だという話題を書きましたが、では、世界ではどうなのでしょう？

古代エジプトでは野生のマッシュルームを王が独占して食べていたとされ、ヨーロッパでは古代ギリシャ・ローマ時代から「神様の贈り物」と呼ばれ、珍重されてきたそうです。

また、南アメリカでは紀元前1500年頃の「きのこ」の像も残っており、宗教儀式に使われていたようです。

そんなきのこ、日本では当たり前のように食べられていますが、きのこをよく食べる民族というのは案外限られているようで、日本以外では東欧諸国、北欧、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、中国などです。

また、民族によって食べるきのこの種類も違うようで、牧畜が盛んな欧米では、マッシュルームなどの草原性のきのこが好まれ、山の多い日本などでは、松茸、しいたけ、えのきなどの森林性のきのこが好んで食べられているようです。

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