第３３話　レジャーでの食中毒にご用心

しいたけパパ
「明日休みやけん、どこか行くか？」

まいたけママ
「いいねぇ〜。」
「どこ行く？」

エリンギちゃん
「海の中道とかよくない？水族館もあるし、弁当食べれる公園もあるしね。」

えのきバァちゃん
「バァちゃんは連れていかんとね？！」

しいたけパパ
「あ〜っと！母さん、明日は用事があるんやなかった？！」

えのきバァちゃん
「ドタキャンされたばい！」
「そやけん、連れていくよねぇ〜？！」

しいたけパパ
「も、もちろんくさ。」

えのきバァちゃん
「弁当ば持っていくらしかばってん、この時季やけん、くれぐれも食中毒には気を付けないかんばい！」
「まず、おにぎりは素手では作らんこと！」「手を洗ったつもりでも、洗い残しがあれば菌はおにぎりにくっついて一気に繁殖するばい！」
「あと、汁気の多い煮物やらは詰める前に必ず充分に火を通す！」
「菌っちゅうのは水分の多い所に繁殖しやすいのはわかるやろ？！ばってん、詰める前にちゃんと加熱しとけば、そげん簡単には菌も繁殖せんけんね！もちろんこれは煮物に限った話じゃなかとばい？！」
「他には、冷凍できるフルーツやらは冷凍して、家を出る前に解凍を始めれば、食べる時にはちょうどいい状態になってて、菌も繁殖しにくいったい！」
「他にもいろいろ対策法はあるばってん、まいたけママは明日早起きして弁当作らないかんけん、今日はこの辺で終わろうかね！」

まいたけママ
「え・・・、お母さんも手伝ってくださいよぉ〜。」

えのきバァちゃん
「年寄りをコキ使うもんじゃなかばい！がはは！」



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