きのコラム
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第16話 きのこは植物か?
初秋から晩秋にかけて旬をむかえるきのこ。ローカロリーで食物繊維が豊富なことから、健康食材としても注目を集めています。
含まれている栄養素が近いため、野菜類に分類されがちですが、実はきのこは植物でも動物でもない「菌類」。野菜には含まれていないビタミンDを多く含んでいる点、また逆に、野菜に含まれるビタミンCをほとんどもたない点などが野菜とは大きく異なります。
きのこに含まれる食物繊維には水溶性のものと不溶性のものがあり、水溶性のものは血液に作用し、血圧を下げたり、コレステロール値を下げる働きがあるといわれています。
また、不溶性のものは体内の老廃物を体外へ排出するのに役立つため、大腸がん予防のほか、ダイエット効果、成人病予防効果も期待できます。
ビタミンB類はおもに代謝に関わるビタミン。脂質や糖質の代謝を助け、疲労回復効果が見込めます。鉄分の吸収を助ける働きもあり、鉄分を多く含むレバーやほうれん草などと一緒に摂取すれば、貧血予防にも役立ちます。
また、ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるビタミン。小魚や乳製品などと一緒に摂取すれば、効率よくカルシウムを体内に取り込むことができるので、骨粗しょう症予防に役立つほか、いらいらを抑える効果も期待できます。
このように、きのこは現代の日本人に不足しがちな食物繊維や、鉄分・カルシウムの吸収に役立つビタミンを多く含んだ、素晴らしい食材なのです。また、食感がよく食べ応えがあるため、ローカロリーでも食べた満足感が得られ、ダイエット時の助けにもなります。
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