第７話　エリンギちゃん、恋の季節

エリンギちゃん
「はぁ･･･マッシュ君の好きなタイプは私みたいなポッチャリさんじゃないもんなぁ…」
「ダイエットするって言ってもどうせ続かんやろうし…」

えのきバァちゃん
「何ば、ぼけ〜っとしようとね！」

エリンギちゃん
「あ〜っと！もう、バァちゃん、ビビらせんでよ〜。」

えのきバァちゃん
「最近ひなちゃんがぼ〜っとしてうわの空やけん、様子ば見に来たったい！」
「バァちゃんは、いっちょん、ひなちゃんがポッチャリしとうとか思わんばい！？だけん、全くダイエットの必要はなかったい！」
「それでも痩せたいなら『低インスリンダイエット』ばせんね！」

エリンギちゃん
「あ、聞いた事ある！」
「食べる量を減らさんでもいいとよね？！」

えのきバァちゃん
「そうたい！さすが興味ある事には強かねぇ〜！」
「もっと詳しく言うたら、食べもんば食べると血糖値が上がって、それを下げるためにインスリンちゅうホルモンが出るっちゃけど、インスリンは血糖値ば下げるだけやなくて体に余った糖を脂肪に変えてしまうったい！」
「だけん、できるだけ血糖値ば上げにくい食べもんば食べれば痩せやすい体になるったい！」

エリンギちゃん
「どうしたらその食べ物がわかると？」

えのきバァちゃん
「うん、GI値っちゅって、最高が100で、それが低い程血糖値ば上げにくいっちゅうことたい！」
「ひなちゃんの好きな物で言えば『うどん』よりも『そば』の方がGI値が低かね！」

エリンギちゃん
「へぇ〜〜。いろんな食べ物のGI値調べて、痩せてマッシュ君をゲット〜！」

えのきバァちゃん
「おやおや、恋の力はすごか！」


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