キサマツモドキ

夏から秋にかけてモミ類やトウヒ類の朽ち木上に発生する。どちらかというと冷涼な気候を好むようで、ヒマラヤ山麓の海抜2500ｍ付近の林の中でも見かける。 近い種類のサマツモドキは中毒する人もいるようであるが、このキサマツモドキは食用になる。

傘は初め半球形で後には開いてほぼ平らになる。傘の地色は黄色で、表面には暗褐色の細かなささくれが多数着いている。ひだは黄金色で並び方は密。 柄に直生からやや上生する。柄は傘とほぼ同色で、細かなささくれが着いている。

オススメの調理法

やや苦味があるが、煮物などに合う。人によっては中毒を起こす場合もあるので、しっかりアク抜きすると良い。

前ページに戻る　きのこ事典トップへ　　HOMEへ