キイロケチチタケ
夏の終わりから秋の初めにかけて亜高山帯のシラビソやオオシラビソ、ウラジロモミなどのモミ属の林内地上に発生する。
亜寒帯などの寒い地方のきのこで、 スウェーデンやノルウエーのモミ属の林内でも見られる。1980年代には富士山の海抜2000m以上の針葉樹林帯に多数発生していたが、
1990年代の中頃から発生量が極端に減少している。
傘は初め中央部のくぼんだまんじゅう形で後には開いてろうと状にそり返る。色は淡卵黄色で表面はかたい毛でおおわれる。
ひだの並び方はやや密で淡黄色。 柄に直生する。傷つけると初め白色の乳液を出し、やがて紫色に変色する。柄は傘とほぼ同色で表面にはあばた模様があり、柄の内部は中空である。
オススメの調理法
あまり食用としては向かない。
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